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中世・近代

フッド: ザ・ビギニング_中世のダークナイト【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 アメリカ)何度目なのか分からないロビンフッドの映画化ですが、今回は『ダークナイト』(2008年)のような光の騎士と闇の騎士の対比や、ヒロインを間に挟んだ三角関係という構図が置かれています。この試み自体は悪くなかったのですが、...
DCコミック

ワンダーウーマン 1984_地球規模の笑うセールスマン【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2020年 アメリカ)期待していなかったら思いのほか良かった映画。人間の欲望というテーマには観客にとっても切実なものがあったし、実現した夢を手放すしかないというドラマには泣きの要素もありました。ワンダーウーマンが弱くなるなどヒーローもの...
実録もの

仁義なき戦い 完結篇_蛇足だけどそこそこ面白い【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1974年 日本)シリーズ第5弾。美しく終わった『頂上作戦』のラストを半ば台無しにする形で強引に製作された作品だけあって、出来はシリーズ最低でした。それでも面白いのは面白いんですけどね。でもまぁ人気キャラの切り捨てが酷かったり、広能の老...
2021.09.08
実録もの

仁義なき戦い 頂上作戦_小林旭がかっこいい【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1974年 日本)シリーズ第4弾。愚か者や卑怯者が足を引っ張るという構図は従前の通りなのですが、その足を引っ張る者の一人に主人公 広能(菅原文太)も加わるという点が斬新で驚きました。モラルの規範的存在だった広能の無能化は、ヤクザの時代の...
実録もの

仁義なき戦い 代理戦争_人を喰わにゃあ、おのれが喰われるんで【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1973年 日本)シリーズ第3弾。血生臭い抗争よりも権威・権力を巡ってのパワーゲームに主眼を置いたシリーズの真骨頂的作品で、複雑極まりない構図を短時間で描き切った脚本・演出の力技が光ります。また一番良いところで終わるという『帝国の逆襲』...
実録もの

仁義なき戦い 広島死闘篇_まさかのラブストーリー【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1973年 日本)シリーズ第二弾。北大路欣也と梶芽衣子の悲恋と、狂犬 千葉真一が暴れ回る物語が並走する内容なのですが、それぞれに見応えがあって大変楽しめました。ヤクザを題材にしながらも、普遍的な物語を紡いでいることが本作の最大の強みでは...
実録もの

仁義なき戦い_内容は一般的な組織論【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1973年 日本)義理人情を重んじる侠客という従来のヤクザ映画のフォーマットを破壊し、卑怯者、臆病者も大勢いるというカオス状態を描き切った名作。腹の探り合いや組織内の秩序維持など一般社会にも通じるテーマが多いので、ヤクザ映画に抵抗がある...
クライムサスペンス

孤狼の血 LEVEL2_鈴木亮平怖すぎ【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 日本)とにかく鈴木亮平が怖い映画。社会の秩序も任侠の秩序も破壊しながら呉原に迫ってくる鈴木亮平はもはや怪獣でした。そして、熟年刑事と組んでこれを阻止しようとする松坂桃李側の物語からは80年代バディ刑事の香りがしてきて、いろい...
2021.09.06
クライムサスペンス

孤狼の血_熱く面白いオールスターヤクザ映画【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 日本)日本映画界では久々のオールスターヤクザ映画ですが、とても面白い映画でした。言葉遣いも暴力描写も荒々しいのですが、イケメン俳優を大量投入することで一般大衆へのアピールもバッチリで、しかもイケメン達がヤクザ映画の雰囲気を壊...
2021.09.02
エージェント・殺し屋

SAS: 反逆のブラックスワン_面白みに欠ける90年代風アクション【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 イギリス)次期007の筆頭候補とも言われるサム・ヒューアン主演のアクション映画で、シリーズ化する気満々ではあるのですが、アクション映画としてはどうにも盛り上がりに欠けるうえに、主人公自身がサイコパスの傾向を持つというコンセプ...
陰謀

ベケット_陰謀の正体に魅力がない【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 イタリア・ブラジル・ギリシャ)Netflix初のギリシャ映画で、国際色豊かな布陣を揃えてはいるのですが、どうにもそれが映画としての面白さには繋がっていません。またサスペンスアクションと政治劇のハイブリッドを狙った構成も成功し...
陰謀

ザ・ハント_風刺と娯楽の高度なハイブリッド【9点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2020年 アメリカ)マンハントものとして優れているだけではなく、鋭い風刺劇としても見応えがありました。ハリウッド映画では珍しくリベラルエリートたちの欺瞞を暴いた点は大きく、なぜこれをトランプが批判したのかはよく分かりません。ともかく、...
人間ドラマ

フォレスト・ガンプ/一期一会_ジェニーのクズっぷり【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)一人の男の人生とアメリカの現代史を圧倒的な笑いのセンスと驚異の映像技術で描いた面白い映画ではあるのですが、ヒロインポジションにいるジェニーがあまりにも自己中心的で不誠実かつ愚かな行動ばかりをとるのでイライラさせられ...
2021.08.23
古代

ラパ・ニュイ~モアイの謎~_風変わりだが面白い【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1994年 アメリカ)イースター島の時代劇という珍しい題材であり、実際、内容はかなり変わっているのですが、王道の悲恋ものと階級闘争を絡めた内容は力強く、思いのほか楽しめました。DVDも出ておらず鑑賞手段の限られた映画ではありますが、見る...
社会派

友罪_てんでばらばらな群像劇【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 日本)豪華キャストの熱演に支えられてそこそこ見ていられるし、いくつも並んだエピソードの中には面白いものもあったのですが、全体を貫く芯のようなものがなく最後まで個別エピソードがバラバラなままだし、最も重要な少年Aへの考察が甘い...
陰謀

Z(1969年)_豊かな娯楽性と高い思想性【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1969年 フランス・アルジェリア)ポリティカルスリラーの傑作とされる作品なのですが、製作から半世紀以上経った現在の目で見ても圧倒的に面白く、娯楽作として非常に優れています。また冷戦時代の作品ながら現在でも通用する批評性を纏っており、そ...
中世・近代

1492 コロンブス_後半が駆け足すぎる【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1992年 アメリカ)異端学説を唱えるコロンブスが学会と衝突し、王室を巻き込みながら航海の承認を取り付ける前半部分にはビジネス映画のような面白さがあるのですが、後半にいくにつれて尺不足のために単純な展開が目立つようになり、計ったように面...
得体の知れない脅威

バクラウ 地図から消された村_舐めてた寒村が実は…【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2019年 ブラジル)村の状況がじっくり描かれる前半はちょっと退屈なのですが、容赦のない暴力の花が咲く後半の展開には大興奮でした。社会的なメッセージ性よりも何も、カタルシスに溢れたアクション映画として素敵でした。ここまできっちりと反撃の...
2021.07.18
雑談

【雑談】新型コロナ騒動が急速に終わりに向かっている件

新型コロナ騒動は、感染症そのものの被害状況よりもパニックに陥った人々のヒステリーの方が深刻だったのですが、2021年7月に入ってから急激に世論の反応は変わってきており、この騒動にも終わりが見えてきました。それについての分析と、将来予測を書...
2021.07.21
実話もの

ミュンヘン_ミイラ取りがミイラになる【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)国際的な報復合戦というテーマの捉え方、意外性に溢れた物語の展開のさせ方、感情移入可能なキャラクター描写、激しい暴力描写と、すべてにおいてよく出来た作品であり、スピルバーグの社会派作品群の中では、今のところ最高峰の作...
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