チャーリング・クロス街84番地【2点/10点満点_文学好き以外にはしんどい内容】(ネタバレなし感想)

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(1987年 アメリカ)
1949年の秋、ニューヨークのライターで古書の収集家でもあるヘレーヌはロンドンの古書店に手紙で注文を出した。そこから、ヘレーヌと古書店店主の往復書簡は20年に渡って続くこととなる。

2点/10点満点中 深刻なほどつまらなかったです。

豪華キャスト

本作の映画化権を取得したメル・ブルックスの奥さんであるアン・バンクロフトが主演し、相手役にはアンソニー・ホプキンス、そしてホプキンスの奥さん役にはジュディ・デンチという豪華なメンバーが揃っています。後に重鎮となるホプキンスとデンチが並んだ画はかなりの迫力で、中盤にて「娘が家に居付きません」というくだりがあるのですが、確かにこんな疲れそうな家には居たくないよなと思いました。

実際の文通を書き起こした著作が原作

本作は、NYの売れない女性ライターとロンドンの古書店店主による実際の文通を収録した本を原作としています。よって、本作で描かれることは実在した人々の人生です。

実際の文通を起こしたものなので仕方ないのですが、何か派手なことが起こるわけでもなく、個人的な事情をダラダラダラダラ報告し合っているだけ。好きな人にとっては興味深い文学談義もあるのでしょうが、本を読まない私にとってはどうでもいい話ばかりでした。

加えて、せっかく映像媒体を使っているにも関わらず、動きのある画で見せないんですよね。手紙を読んでる人の画と、その手紙から想起される相手方の様子しか映し出されず、あまりの動きのなさに睡魔が物凄いことになりました。

主人公がイヤなおばさん

慣れ合ってるのにクレームが凄い

あと気に食わなかったのが、主人公のおばさんの性格の悪さが滲み出ていたことです。物資の少ないロンドンに食料を送るなど世話好きな面のある一方で、届いた商品に不備があれば、その文句をかなりはっきりと書きます。通常の客と従業員という関係ではないのだから、もっとオブラートに包んだ言い方はできないものかと思いました。

文句の多いアメリカ人のおばさんに対して親切に接するイギリス紳士という構図に見えて仕方なく、そこから敷衍して、この店主は本当に文通を楽しんでいたんだろうかという点が引っかかりました。客からの手紙なので無視するわけにもいかず、いつまで経ってもやまない手紙への返信が業務になっていたのではないかと。

結局、店には行かない

これだけ長期に渡ってお世話になっていれば、「一度は店を訪れないと」ということに普通はなっていきますが、このおばさんは結局行かないんですよね。当時は海外旅行のハードルが高かったことに加えて、行く寸前にまで準備していたものの、歯の治療で急に大金が必要になって結局キャンセルしたということもあったのですが、結局仕切り直しもせずに終わるというのはいかがなものかと。文通する分には楽しいけど、金と手間のかかることはやりたくないわという店主への敬意を欠いた魂胆を感じて、何だかイヤな気分になりました。

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