2000年代

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人間ドラマ

キャスト・アウェイ_箱の中身は衛星電話!?【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)淡々と無人島生活が描かれる前半と、過ぎ去った時間は取り戻せないという人生観が詰め込まれた後半とに分かれた構成となっているのですが、それぞれに味があって実によく出来たドラマ作品でした。こういうのを「良作」というのでし...
テクノロジー

プレステージ_異常者二人の化かし合い【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)主人公2人がどちらも異常者という変わり種のミステリーで、双方が語り手にしてミステリーの主という特殊な構造を持っているのだが、ノーラン作品にありがちなストーリーテリングの技術が立ちすぎて、中身のドラマはイマイチ。また...
実話もの

ボウリング・フォー・コロンバイン_偏見だらけのドキュメンタリー【3点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)評価の高いドキュメンタリー作品だが、私には一方的な解釈を押し付ける独善的な内容に感じられた。興味深い分析もなければ具体的な代替案の提示もなく、行動力だけはある自称ジャーナリストの自己満足的な活動を見せられた気になっ...
クライムサスペンス

メメント_人は都合よく記憶する【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)クリストファー・ノーラン監督の出世作で、奇抜な着想と緻密な構成はこの時点から完成されている。ミステリー映画として一級であるだけではなく、オチにはドラマ性もあって、よくここまで作りこんだものだと感心させられる。間違い...
コメディ

ジーリ_最低映画の金字塔【2点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)21世紀の駄作の代表的作品なのだが、確かに酷かった。メインのクライムドラマにはまったく骨がなく、コメディパートはまったく笑えない。当時ガチカップルだったベン・アフレックとジェニロペがイチャイチャしてるだけの映画で、...
スプラッタ

テキサス・チェーンソー_並レベルの恐怖【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2003年 アメリカ)綺麗にパッケージ化されたことで『悪魔のいけにえ』の突出した部分がなくなり、スラッシャー映画としては標準的な作品となりました。言われるほど悪くはないが、オリジナルと比較されるとツラくなる、そんな映画。唯一勝っていたの...
DCコミック

ダークナイト_正義で悪は根絶できない【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2008年 アメリカ)前作『ビギンズ』で為した正義の帰結が描かれる続編であり、正義が生み出すのは平和ではなく、より厄介な悪であるという徒労感全開の作品となっています。二転三転どころではない展開、哲学的な問いかけ、絶望的なラストと、すべて...
DCコミック

バットマン ビギンズ_やたら説得力がある【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)神経質なまでに整合性やリアリティに拘ったストーリーが素晴らしく、説得力が違います。後半に向けて明らかになっていく真相や、華麗な伏線回収など、ノーランのストーリーテリングの手法は相変わらずお見事で、ヒーローもの第一話...
マーベルコミック

スパイダーマン3_豪快に破綻した最終章【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)詰め込むだけ詰め込んで豪快に破綻した作品でした。ハリーが記憶喪失になったかと思いきやすぐに元に戻ったり、前作で終わったはずのピーターとMJの関係蒸し返しがあったりと、何でこんなものまで入れちゃったのと理解に苦しむ脚...
マーベルコミック

スパイダーマン2_良質な青春ドラマ【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)予算もVFXもパワーアップした続編ですが、優れたストーリーとキャラクターの大切さも忘れておらず、非常に丁寧に作られた青春ドラマとなっています。サム・ライミの3部作で最高の出来ではないでしょうか。 ...
マーベルコミック

スパイダーマン_前半最高、後半残念【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2002年 アメリカ)ヒーローのオリジンストーリーとしては破格の完成度を誇っています。これ以上の第一話って他に存在しないんじゃないでしょうか。ただし後半部分が月並みなものとなっていくので、全編を通して傑作ではありませんでしたが。 ...
陰謀

ザ・バンク 堕ちた巨像_思うような人生を送れない場合もある【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2009年 アメリカ、ドイツ、イギリス)登場人物たちの私情は描かれず、ひたすらに仕事として巨悪に立ち向かう捜査官と検事補の姿が激熱な70年代風サスペンス。そのストイックな作風、全体に張り詰めるピリピリとした空気感は上出来だったし、善悪が...
クライムサスペンス

トラフィック_社会人として最悪な態度とは【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)メキシコ麻薬戦争を描いた傑作として認識されている作品ですが、私は中途半端な温度感の作品だと感じました。麻薬カルテルとの直接的な戦いが描かれるメキシコパートは他の犯罪映画と比較するとパンチ不足だし、娘がヤク中になった...
DCコミック

キャットウーマン_コスプレvs厚化粧【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)伝説的な失敗作で、その前評判通りのつまらない映画でした。最初から美人のハル・ベリーではキャットウーマンへの「変身」を体現できていないし、敵は生身のシャロン・ストーンなので負ける気がしないし、ポップなノリがしんどいし...
実話もの

ミュンヘン_経験ゼロの暗殺者集団【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2005年 アメリカ)国際的な報復合戦というテーマの捉え方、意外性に溢れた物語の展開のさせ方、感情移入可能なキャラクター描写、激しい暴力描写と、すべてにおいてよく出来た作品であり、スピルバーグの社会派作品群の中では、今のところ最高峰の作...
中世・近代

パトリオット_敵味方ともに戦法が汚い【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2000年 アメリカ)大規模な戦闘場面が迫力の時代劇であり、スペクタクルの巨人ローランド・エメリッヒの手腕がいかんなく発揮されています。見て損はありません。ただし主人公の戦い方があまりにダーティなので英雄譚としてはスッキリしないものがあ...
宇宙

機動戦士ガンダムSEED DESTINYの何が悪かったのかを考える

(2004年 日本)種死という俗称の定着からも分かる通り、概ね失敗作と認識されている『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ですが、宇宙世紀以外で続編が製作されるという破格の好待遇を受けた本作が、放送終了後15年以上も一貫して叩かれ続...
人間ドラマ

チョコレート(2001年)_寂しさゆえに芽生えた愛【7点/10点満点中】(ネタバレなし・感想・解説)

(2001年 アメリカ)ドラマツルギーというものを完全に捨てた先に極限のリアリティを見せる映画で、王道をことごとく外してきているのでかなりクセの強い作風ではあるのですが、それでもかなり見応えがありました。主演二人の演技も素晴らしく、見るべ...
終末

ドーン・オブ・ザ・デッド_年寄りにチェーンソーは危険【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)ザック・スナイダーのビジュアル意匠が炸裂した見せ場は素晴らしく、アクション映画として破格の完成度を誇っています。しかしロメロゾンビにあった緩急のバランスは失われたし、人間側の阿呆な行動も目立つため、完璧な出来でもあ...
サイコパス

BUG/バグ_異常者しか登場しない異常作【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2006年 アメリカ)ヤク中の男が体内を虫が這い回っているという幻覚を見て、恋人がそれに同調するものだから妄想に歯止めが利かなくなっていくという超絶鬱映画。ウィリアム・フリードキンの悪辣な演出、マイケル・シャノンの振り切れた演技、アシュ...
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