【雑談】新型コロナワクチン接種 様子見派が思うこと

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雑談

新型コロナのワクチン接種がかなり進んでおりますが、治験が終わっていないワクチンを打ちたくないのが私の本音です。そこで、あまりメディアで取り上げられることのない様子見派の意見を述べたいと思います。

ワクチンへの異論で白眼視された実体験

新型コロナワクチンについては、感染症対策として有効だという声の一方で、人体にとって危険なものなのではという反対論も出ています。私はワクチンを完全に否定はしないものの、長期的な影響が確認されていないものなので現状では判断できず、判断できないので当面は様子見というスタンスをとっています。

マスコミの論調や政府方針には反する思考ではあろうと思うのですが、これが私の本音です。

で、新型コロナ騒動についてこうしてブログではいろいろ書いている一方、私生活においては特段の意見表明をせず『SF/ボディスナッチャー』(1978年)のように大衆に同化したフリをして生きているのですが、先日、ついに私生活でやらかしてしまいました。

職場でワクチンに対して同じ思いを持つ人がいたことから、ついつい意見を口に出して盛り上がってしまったわけです。

それも巷で言われるデマや陰謀論の類ではなく、「ワクチン接種ですでに数百人死んでるけど、コロナでの死亡リスクの低い層ではワクチン被害が上回るのではないか」という、現状の数字を見て当然に浮かぶ疑問を言っていただけなのですが、私たちの会話を聞いていた他の従業員が「とんでもないことを喋っている奴らがいる」と思ったようです。

翌日、社長が私の元にやって来て「ちゃんとワクチン接種しないと、これからの社会生活は難しくなると思うよ」と、明らかに昨日の私たちの会話を踏まえたアドバイスをされました。

今の日本社会ではワクチンへの異論を唱えることはものすごいタブーだということを実感し、この空気に反する動きは危険と判断したので、「ありがとうございます。自治体から接種の案内が来たら、すぐにでも受けに行きます」とだけ答えておきました。

実は数週間前には区から接種の案内を受け取っていて放置していたのですが、まぁいいでしょう。本当に接種したかどうかを他人に証明する書類は今のところないので、しばらくはこの作戦で誤魔化し続けようと思います。

実はマジョリティである様子見派

実生活でそういう経験をした上に、メディアでもワクチンを打ちたいという声ばかりが聞こえてくるので、肌感覚としては「みんなワクチンを打ちたがっているのかな」と思ってしまうのですが、実態はそうでもないようです。

ニッセイ基礎研究所が発表した新型コロナワクチンの意識調査を見ると、ワクチンを欲している人が全体の4分の1、逆に打ちたくないと思っている人が4分の1、半数以上の人は私と同じ様子見派ということが分かります。

  • 接種済 1.4%
  • すぐにでも接種したい 24.1%
  • しばらく様子を見てから接種したい 51.2%
  • あまり接種したくない 15.9%
  • 絶対に接種したくない 7.5%

新型コロナワクチンをすぐには接種しない人の理由と特徴~「安全性への不安」「順番待ち・様子見」「面倒」「ワクチン不要」(ニッセイ基礎研究所 2021年6月15日)

別途行われたGMOリサーチによる検証でも似たような結果が出ており、世論はおおよそこんなものなのでしょう。

積極的に接種したいと思っている僅か4分の1の声がマジョリティであるかのように扱われ、異論が排除されるような強張った空気は本当にどうかと思います。日本人というのは本当に同調圧力の強い民族なんですね。

様子見をしたい理由

そんなわけで肩身の狭い思いをしているワクチン様子見派ですが、ではなぜ私がそんな姿勢なのかを整理したいと思います。

副反応が多いように見受ける

まずこれですね。明らかに副反応が多い。以下は厚労省のデータで、比較対象としてインフルエンザワクチンの直近実績と並べてみました。

推定接種者数重篤報告数うち死亡報告数
インフルエンザワクチン※156,496,152935
新型コロナワクチン※223,685,3191,713254

※1 令和元年シーズンのインフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告について(厚生労働省 2020年10月)
※2 第62回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第11回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料(2021年6月23日)

インフルエンザワクチンと比較すると、接種者数は4割強なのに死亡報告が50倍以上。単純に考えてインフルエンザワクチンの約120倍の死亡率ということになります。

もちろん、新型コロナワクチンは高齢者から順番に打っており、全世代が満遍なく接種していると思われるインフルエンザワクチンとは母集団の性質が異なるため、死亡率も異なるでしょう。ただしその影響を加味してもなお120倍は多すぎやしないかと思うわけです。

よって、ワクチン擁護派の医師などが言う「ほっといても別の原因で死んだ人が、その日、たまたまワクチンを打っただけ」では説明しきれないように思います。

ワクチン接種の不安、疑問について青木教授にきく【佐賀県】(佐賀放送 2021/6/10)

———-2021/7/5 追記———–

ワクチン接種直後、会場内で倒れて搬送…60代男性死亡(読売新聞オンライン 2021年7月5日)

60歳代の男性が接種直後に会場内で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。接種との因果関係は確認されていない。

ワクチン接種会場で倒れて死んでも「因果関係は確認されていない」。常日頃は政府批判が大好きなマスコミもこれを特に大きく扱わない。こうした不可思議な情報の流れがある中で、それでもワクチンを安全だと思えというのはやはり無理がありますね。

これでは「ワクチンによる被害は意地でも認めない方針でいくのかな」と邪推するのが当然の感覚ではないでしょうか。様子見派・反対派を陰謀論だとかデマだとかで処理しようとしていること自体にも、不信感が湧いてきます。

ワクチン副反応が疑われる事例への誠意ある対応と、様子見派・反対派への丁寧な説明が必要ではないでしょうか。

———-追記終わり———–

治験段階のワクチンを試すほどコロナに脅威を感じていない

コロナに対してもワクチンに対しても、ゼロリスクを要求するのは極めて非現実的な一種のドグマだと思っています。

特に偏見を持たずに全体を眺めると、コロナでの死亡リスクが高いのであればリスキーな対抗手段でも試す価値はあるし、その逆の場合にはリスクをとってまで対抗手段を実施する必要はないとの判断が妥当ではないでしょうか。

そこで気になるのがワクチンのリスクですが、これは「不明」と言っていいと思います。反対論者ほど激しく拒否するつもりもなければ、擁護派ほど盲信もしません。

なぜなら、このワクチンは治験段階にあるからです。治験段階にあるということは、確認できていない部分があるということです。だから「リスクは不明」が正解です。

ワクチン接種推進担当大臣の河野太郎氏などは、ブログにてワクチンが理論上問題ないことをご説明されています。専門家の方々も同じくです。

仰ることは正しいのでしょうが、これまでの医学界は「理論上問題ない」だけでワクチンや薬の類をリリースしてきませんでしたよね。人体は複雑である上に個体差も大きいので、想定されていない反応が起こるかもしれない。また短期的には大丈夫でも長期的な影響が出る場合もある。

それを確かめるための重要なステップが治験であり、それが終わっていないというのは重要な留意事項だと言えます。

かと言って、治験が終わっていないものを絶対に打つなとも言いません。新型コロナウィルスでのハイリスク層の方々は、不明な部分があるワクチンでも試してみる価値は十分にあります。

ただし感染したところで無症状、もしくは軽症状で終わることの多いローリスク層がこれにチャレンジすることは不合理だと言えます。

コロナを取り巻く世論について

ハイリスク層からのワクチン強要は困る

これを言うと必ず出てくるのが、「あなたは大丈夫でも、ハイリスク層にうつしたらどうするんだ」という反論です。コロナ禍では何をするにしてもこの反論があって、ハイリスク層に合わせるという方向性で社会全体が動いてきました。

私自身も厳しいことを言われた経験があります。ワクチンとは違うのですがコロナに関する会話の流れの中で、「私は感染しても軽症で済むでしょうから」みたいなことをポロッと言ってしまったところ、知人のおばさまの怒りの導火線に火を点けてしまいました。

「糖尿病を持つうちの息子はただじゃ済まないのよ!あなたみたいな人が蔓延防止に気を付けてくれないと困るのよ!」と怒られ、平謝りでしたね。日本社会全体で起こっているのがこういうことだろうと思います。

公衆衛生と個人の自由とは悩ましい問題です。

ただしローリスク層からすると、自分以外の人の健康のためになぜ私生活にまで制限を加えられるのだろうかと思ってしまうわけです。死活問題であるハイリスク層には申し訳ないのですが、これが人情というやつです。

そしてワクチンを打ちたくないと思っている人が全体の4分の1もいます。しかも彼らが身勝手な主張をしているわけではなく、治験が終わってもいないものを体に入れたくないというのは至極真っ当な意見です。

にもかかわらず彼らの個人的な判断を尊重せず、自分以外のハイリスク層を守るためにワクチンを打てという社会的な圧力がもし今後発生するとしたら、大変な世代間対立が起こりかねないと思います。

ワクチンという一応の対抗手段が出てきたのだから、ここからは公衆衛生ではなく個人の自由で対処するステージに入るべきではないでしょうか。

  • コロナが怖い→ワクチンを接種する
  • コロナが怖くない→お好きにどうぞ
  • コロナが怖いがワクチンも打ちたくない→家に引きこもりましょう

もうこれでいいのでは?国や自治体はワクチン接種の機会を提供するので、後は個人の判断でやってくださいと。他人の生活態度やワクチン接種に対してとやかく言う風潮はここで終わりにすべきだと思います。

これを言うと、今度は「ワクチンを打たずに感染した奴のせいで国も医療が逼迫したらどうするんだ」との反論が出てくると思います。今の日本社会では常に聞かれる反論です。

でも、その理屈だと生活習慣病なども「堕落した生活を送るお前なんかのために貴重な医療資源を使えるか」ということになってしまいます。個人の自由意思の結果として病気をした、怪我をしたという場合でも救済するのが国の医療の在り方ではないでしょうか。

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が自身のブログにて「自業自得の人工透析患者」という記事をアップした際に、日本社会はどう反応したでしょうか?「下らんことを言うな!」とみんなで怒って長谷川氏をメディアから追放しましたよね。

ならば新型コロナも同じで良くないですか?

今のところ、ワクチンは自衛手段でしかない

冒頭で、私が職場でえらい目に遭ったことを書きましたが、他人に対してもワクチンを強制したがる人って、感染予防に効くと思っているのだろうと思います。しかし厚労省の見解は違うんですね。

日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、いずれも、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、重症化を予防する効果が期待されています。効果の持続期間や、感染を予防する効果についても、時間の経過や接種者数の増加に伴い、研究が進んでいます。

厚生労働省「新型コロナQ&A」

厚労省が明確に謳っているのは発症予防。そして重症化予防は期待するというレベルで、感染予防については研究を進めている段階。要は感染防止に効くとは、今のところ言われていないわけです。

すなわち公衆衛生的な意味でワクチンを使うことは現時点では間違っていて、もし自分が感染した場合に発症を抑える、重症化リスクを低くするという自衛手段でしかないわけです。

だとすると、そもそも重症化リスクの低い人達がこれを接種する意義っていよいよなくなってくるので、今のところは様子見でもいいんじゃないのかなと思います。

そして、もし接種しなかった私がコロナに感染して重症化したら、「ほらほら、ワクチンを打っとかないからだよ」と物笑いの種にされて終わりでいいのです。今のところのワクチンとの付き合い方はそんな温度感が正しいと思います。

「打たない奴は国民の敵」みたいな言われようをするほどのものでもありません。

ワクチンのリスクを軽く流そうとするメディアへの不信感

あとは、いつもながらの主張ですが、報道はどうにかならんものかと思います。

ワクチン接種に対して慎重な姿勢をとる人達に対してデマだの陰謀論だのと言う対応は間違っていると思います。実際、インフルエンザワクチンと比較しても著しいと言えるほどの死者が出ているのだから、これをおかしいと思うのは正常な反応です。

世論をワクチン肯定へと導きたいのであれば、こうした疑問に対して誠実に回答することが必要ではないでしょうか。

また、リスク全般をどう捉えるのかについて首尾一貫した姿勢が欲しいものです。

コロナへの警戒心を高める際には、実は死亡率が0に等しい40代以下に対しても「そうは言っても死んでいる人はいる!」と言って数件の例でも大きく取り上げたのだから、ワクチン副反応でも同じ姿勢を貫かねばならないでしょう。

若年でもコロナで重症化した人ところに取材に行って「こんなに大変なことになるんです!」とやった時のように、ワクチン接種後に重篤な状態になった人の所にも取材に行く必要がありませんか?後遺症あおりをした時のように、長期的なリスクについて騒ぐべきではありませんか?

これは心情的な反発ではなく、前述の通りコロナのリスクとワクチンのリスクの比較衡量により意思決定しなければならないのに、コロナリスクは過大評価、ワクチンリスクは過少評価では判断を誤る恐れがあります。

人の生死が関わる問題なのだから、公正不偏な態度での世論形勢をお願いしたいところです。

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コメント

  1. まつ太郎 より:

    一月ほど前の記事のコメント欄に「自分にワクチンがあたるのは当分先なので〜」と書いていたのですが、思ったより早く自治体の接種券配布や会社の職域接種が始まり、良くも悪くも動き出したら早い日本文化を感じております。
    幸いなことに、私の職場や近しい人は様子見スタンスが多いので、今のところ同調圧力を感じる場面にはあっていませんが、このスピードで接種が広まると、言わんドラゴさんのような実体験をする日も近いのかなと思い、不安になりました。

    私の中では、
    コロナ感染確率✕(後遺症率+死亡率)>ワクチン接種による後遺症率+死亡率
    となって初めてワクチンを打ちたいと思えるのですが、今のところそうは思えない状況です。
    ただ、感染者数が増加すると、感染確率と同時に、医療崩壊による死亡率も上昇し、左辺が一気に大きくなる可能性があります。ワクチン様子見派の自分としては、ちょうど今日また緊急事態宣言も出たところですが、感染拡大の抑え込みにとても期待しています。
    また、言い方は悪いかもですが、ワクチンの発症予防効果は確かなようなので、ハイリスク層や打ちたいと思う方には積極的に打ってもらって、病床を開けておいてもらえると助かるなぁと内心思っています。

    • いつもご覧いただき、ありがとうございます。
      周囲に様子見スタンスの方々が多いのはうらやましいですね笑。私は職場だけではなく両親、嫁のお母さん&お姉さんから「早く接種しなさい」と言われていて、「区から案内が来たら…」などと言ってごまかし続けているところです。
      ここで「コロナはそれほど恐ろしくなくて」とか、「ワクチンでは死亡事例がかなりあって」なんてことを力説すると、余計に怒られてしまいますからね。
      まつ太郎さんのように、リスクとベネフィットを比較衡量して判断されているのが正しい姿勢だと思います。というか、感染症対策にかかわらずビジネス上の意思決定だって何だって、そうした図式で整理して考えることが正しいのですが、日本人というのは一度信じた方向に向かってひたすら走りたがるところがあるので。一所懸命の精神にもほどがあります。
      ともかく、ワクチンを契機としてハイリスク層が落ち着いて、社会生活を再開できるようになればいいなと思っております。

  2. なつめ より:

    はじめまして。いつも楽しくレビューを拝見させて頂いています。
    言わんドラゴさんと似た感想をもつことが多く、勝手に親近感を感じていたのですが、コロナ関連の投稿内容も「おんなじ感覚だ」と感じコメントさせて頂きました。

    恐らく言わんドラゴさんと私は同年代なのですが、「ワクチン接種によるリスク」と「ワクチン接種しないことのリスク」を考えた時に、私自身、前者の方がリスク高いなと感じて、様子をみています。後者のリスクが高いと感じるかたはワクチンを接種すればよく、前者に接種を強制しないでほしいという意見です。

    私は学生時代から社会人含み10数年ほど東京にいて、現在はUターンで地方に戻っているのですが、都市部と地方での感覚の違いもある気がします。地元ではコロナ感染者が二桁/日程度なので、一般的なコロナに対する意識が都市部とは違う部分があり、接種への同調圧力は都市部と比べるとやや控えめかなと個人的には思う部分もあります(都市部の友人と話していると特に感じます)。

    とはいえ、知人や友人が実際にはどのような考えをもっているのかわからないので、気を遣う場面も多く、そこが疲れるなぁというのが正直なところです。私の周りでは積極的にワクチン打ちたいという人は少なく、打つ人も仕事柄やむなくとか身内に高リスクの人がいるため~という人が多い印象ですね。
    ふわっとした会話を重ねた末、見えてくる部分ですが(笑)

    他国の状況と比べても、日本は状況として治験段階であるワクチンを急いで打たなくてはならない状況にはないとも思います。

    • はじめまして!
      私のサイトをご覧いただけているとのことで、とてもうれしく思っております。
      地方ではさほどワクチン圧力が強くないのは実によいことですね。それは個人の決定権の問題に留まらず、人口密度の問題で都市部よりも感染リスクが相対的に低いと考えられるからです。
      感染リスクが相対的に低いのであれば対抗策であるワクチンにそこまで執着する必要もなく、地方の方々は合理的な動きをされているということになります。
      コロナ禍においては言論の不自由さが本当にあって、知り合い同士であっても感染症やワクチンについてどう考えているのかを探り合う必要があるのが、なんとももどかしいところです。やはり日本人ってこういう国民性なんだなと、あらためて実感しているところです。
      感染症そのものの被害よりも騒動の方に多くの人が疲弊しているような状況なので、早く日常に戻りたいなと思っております。