インフィニット 無限の記憶_自殺願望のある悪党【5点/10点満点中】(ネタバレなし・感想・解説)

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ファンタジー
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(2021年 アメリカ)
Amazonプライムで配信されていたのを鑑賞。一流スタッフ・キャストが揃った、普通なら映画館にかかるレベルの作品を会員特典で見られるのはありがたいなと思う反面、映画そのものはあんまり面白くなくて、配信ストレートなりの映画でした。

感想

悪党の動機が意味不明

インフィニットという種族がいて、彼らは生まれ変わっても記憶を100%引き継ぐことができるので、結果的には数千年単位の知識とスキルの蓄積がなされた達人の集団になっているという設定。

が、その中のバサースト(キウェルテ・イジョフォー)という奴が、数千年の生まれ変わりを繰り返す中でメンタルが完全に壊れてしまい、「もう、こういうのは終わりにしたい!」と思いました。それが300年ほど前。

しかし肉体を殺してもまた転生してしまうので、彼が死ぬためには転生を止めなきゃいけない。

そこで「地球の生き物を全滅させれば俺は転生せずに済むぜ!」という理屈で、それを実行に移そうとしているのですが、そもそもの目的とやろうとしていることの規模感があまりに整合していなくて眩暈がしそうになりました。

自分が自殺したいがために、地球上のすべての生き物を巻き添えにするんですからね。

また、このバサーストがそこまで思いつめたようにも見えないんですよ。それどころか破壊活動を楽しんでイキイキとしているようでもあったし。

そして、バサーストは他のインフィニットを倒すための特殊な銃を持っていて、これを撃たれたインフィニットは転生しなくなるらしいのですが、だったらこれで自殺すれば済むんじゃないのと思ったり。

戦力設定が何だか変

そんなバサーストに対抗するのが同じくインフィニットのエヴァン・マコーリー(マーク・ウォルバーグ)。

遥か昔にはバサーストの親友だったのですが、300年前に彼が狂ってからは宿敵となっており、エヴァンとバサーストの対決が本作のハイライトとなります。

そこは映像派のアントワン・フークアと、『トランスフォーマー』シリーズでお馴染みのプロデューサー ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラのこと、ド派手な見せ場が作られていてなかなか目を楽しませてくれます。

ただし、かなりやりすぎ。

インフィニットって肉体は普通の人間と変わらないはずなのに、その活躍は達人レベルに留まらず超人レベルになっているので、設定と一致していないような。

人間離れした反射神経で猛スピードのカーチェイスを演じたり、落下する車から脱出してクレーンに飛び移ったり、バイクで崖からジャンプして飛行機の背中に飛び乗ったりと、いくら数千年のスキルの蓄積があったとしても、さすがにそれは無理でしょってアクションばかりですからね。

ここまで人間離れしたアクションにはもはやスリルは宿っておらず、見せ場が派手になればなるほどこちらのテンションは下がるという悪循環が起こっていました。

剣術や格闘など人間技で極められるところで見せ場を構築すれば、また違ったと思うのですが。

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