SF

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宇宙

【初心者向け】機動戦士ガンダムの魅力を解説

(1979年 日本)『閃光のハサウェイ』の大ヒットや、Netflixによる実写化企画など、ここんところガンダムが熱くなってきていますが、見たことのない人にとっては「とっつきにくそう」「数が多くて訳が分からん」という状態になっており、ファンと...
キャラもの

鬼滅の刃は中年こそ見るべき【社会人視点での魅力解説】

2019年頃からブームとなり、2020年10月の映画公開で加速し、いまだにその勢いの収まる気配のない『鬼滅の刃』ですが、1981年生まれの私は完全に乗り遅れていました。 同世代の友人たちも押しなべて「面白いらしいね、俺は知らんけど」「うちの...
宇宙

機動戦士ガンダムNT_もはやエヴァですな【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 日本)ニュータイプ論を行きつく所まで行かせた作品で、ミリタリー要素を重視する私のような客層には厳しいものがありました。動力なしでも動き回り、死人の意識までが宿ったフェネクスは、もはやエヴァ初号機でしたね。これをガンダムでやる必...
宇宙

機動戦士ガンダムUC(OVA)_宇宙世紀のたな卸し的作品【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2010年 日本)過去作品に配慮した設定及びメカデザイン、壮絶な人間ドラマ、圧巻の戦闘シーンとファンを喜ばせる要素が非常に多く、さらには、20年以上に渡って無視の状態が続いてきた『ΖΖ』を正史に引き戻した功績も大きく、一連の宇宙世紀ものの...
宇宙

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア_シャアがカッコ悪い【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1988年 日本)好敵手だったシャアがついに主人公に躍り出た作品ですが、アースノイドを粛正するというシャアの主張、いまだにララァを引きずり続ける幼稚さ、アムロへの逆恨みなど、すべてがダサく感じられました。シャアは腹の内を読めない男のままで...
宇宙

メッセージ_良質だが面白さはない【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2016年 アメリカ)素晴らしい映像と音響、上質な演技、知的な脚本、硬派な雰囲気とすべてが揃った高尚な作品だったのですが、面白くないという欠点だけは如何ともしがたかったです。こういうのを見ると、知的なのに娯楽性もちゃんと担保するクリストフ...
テクノロジー

ダウンサイズ_説教臭い後半で台無し【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年 アメリカ)小さくなれば一般人でも金持ちになれる!という下世話な話の前半部分は小ネタもよく利いていて面白かったのですが、貧富の差や環境問題が描かれる後半は説教臭くて仕方なかったし、環境保護主義者はカルトというラストの手の平返しに...
終末

SF核戦争後の未来・スレッズ_封印を解かれたトラウマドラマ【8点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1984年 イギリス)入念なリサーチと高い演出力で描かれた核のホロコースト作品の決定版。核によるダイレクトな破壊に留まらず、アフターマスの社会がどのようになるのかという考察までがカバーされており、冷静な分析眼を失わないというバランス感覚に...
宇宙

機動戦士ガンダムSEED DESTINYの何が悪かったのかを考える

(2004年 日本)種死という俗称の定着からも分かる通り、概ね失敗作と認識されている『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ですが、宇宙世紀以外で続編が製作されるという破格の好待遇を受けた本作が、放送終了後15年以上も一貫して叩かれ続け...
終末

ワールド・ウォーZ_竜頭蛇尾とはこのこと【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2013年 アメリカ)モブパニックと大都市破壊の描写は凄まじく、とても良いものが見れる映画です。さすがは2億ドルもかけただけのことはあります。ただし物語に力強さがないし、主人公の行動にも不合理な部分があって、映画として面白かったかと言われ...
終末

ドーン・オブ・ザ・デッド_年寄りにチェーンソーは危険【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2004年 アメリカ)ザック・スナイダーのビジュアル意匠が炸裂した見せ場は素晴らしく、アクション映画として破格の完成度を誇っています。しかしロメロゾンビにあった緩急のバランスは失われたし、人間側の阿呆な行動も目立つため、完璧な出来でもあり...
終末

アーミー・オブ・ザ・デッド_身勝手なキャラにストレス【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 アメリカ)稀代のビジュアリスト ザック・スナイダーによるビジュアルは素晴らしく、ラスベガスは地獄の戦場と化します。戦闘は派手で大規模で楽しいのですが、キャラクターの動かし方に難があるために面白い映画にはなりえていませんでした。...
テクノロジー

オキシジェン_主人公のウダウダが過ぎる【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 フランス・アメリカ)閉鎖空間に閉じ込められた主人公が脱出の道を探るスリラーなのですが、主人公があまりに感情的になりすぎて酸素残量などを無駄にするので、彼女は助かりたいんだか助かりたくないんだかがよく分からなくなってきます。感情...
キャラもの

シン・エヴァンゲリオン劇場版_期待を完全に上回った完結編【9点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2021年 日本)155分という長尺ながら一瞬たりとも飽きる暇がなく、その圧倒的な面白さ、作品としての品質の高さには感動を覚えました。その作りはあまりに完璧で作り直しの余地はほとんどなく、期待を越えるエヴァに歓喜すると同時に、「本当に終わ...
キャラもの

【初心者向け】新世紀エヴァンゲリオンの魅力を解説

(1995年 日本)ついに新劇場版完結編が公開された『新世紀エヴァンゲリオン』ですが、ファン以外の方には「とっつきにくそう」という印象を持たれていることもまた事実。テレビシリーズがあったり映画があったり漫画があったりで、一体どれを見ればよく...
終末

第七の予言_前フリ以外面白くない【4点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1989年 アメリカ)子供の頃にレンタルビデオで見て「なんかショボイ…」と感じた映画で、最近Netflixに上がっていたので再見しましたが、印象は昔と同じく。スケールの大きな冒頭だけは面白いのですが、その後は尻すぼみに悪くなっていくという...
テクノロジー

レプリカズ_意表を突く展開で見応えあり【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 アメリカ)科学や倫理を扱う硬派な作品として始まりながら、後半で意外な転調をすることが楽しい映画でした。世評は振るわないようですが。私は大いに気に入りました。つくづく、映画とは自分の目で見るまで分からないものです。 あらすじ 科...
キャラもの

ドラキュラZERO_説得力も爆発力も不足気味【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2014年 アメリカ)オスマン帝国vsワラキア公国という時代劇と吸血鬼伝説を組み合わせた魅力的な企画なのですが、主人公のとる戦術が賢くないので歴史ものとしての説得力に欠けるし、オスマン帝国の大軍相手に吸血鬼が大暴れするというバカバカしくも...
終末

アイ・アム・レジェンド_まさかのオメガマンのリメイク【6点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2007年 アメリカ)無人化したNYの描写は圧巻だったし、この世界にたった一人生き残った男はどんなメンタルになっているのかという掘り下げもなされており、少なくとも前半はよく作り込まれていたのですが、後半にかけてどんどん期待から外れていきま...
終末

孤独なふりした世界で_最後まで見れば面白い【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2018年 アメリカ)ポストアポカリプトものの映画なのですが、目を引くような見せ場も激しいドラマもなく、常識的な主人公二人の淡々としたドラマがひたすら続きます。基本的には退屈で面白くない映画なのですが、終盤で姿を現す主題部分のみよく出来て...
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