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マーベルコミック

パニッシャー(シーズン1)_コミックを越えたバイオレンスヒーロー【8点/10点満点中】

(2017年 アメリカ)パニッシャーが初登場した『デアデビル シーズン2』からの急激な方向転換で当初は戸惑うし、13話を使って一つの物語を扱っているため見せ場の数も多くはなく、中盤ではやきもきさせられたのですが、見せ場を小出しにしてこなかっ...
終末

ジオストーム【2点/10点満点中_バカ映画の割に分かりづらい】(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年アメリカ)2019年に発生した大規模自然災害により滅亡の危機に瀕した人類は、気象コントロール衛星「ダッチボーイ」を建造した。2022年、ダッチボーイの不具合が原因と思われる異常な事件が世界中で頻発したことから、開発者のジェイク・...
スプラッタ

マッドタウン【1点/10点満点中_監督の独りよがりだけで2時間はキツイです】

1点/10点満点中 今まで100本以上のレビューを書いているものの最高点(10点)と最低点(1点)はまだ出していなかったのですが、初の1点を付けるにふさわしい映画についに出会いました。 一応はヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞(金獅子賞、...
その他アクション

クリミナル 2人の記憶を持つ男【3点/10点満点中_豪華キャストを無駄遣いしたダメアクション】

3点/10点満点中 ■キャストとスタッフについて ケヴィン・コスナー(『マン・オブ・スティール』)、ゲイリー・オールドマン(『ダークナイト』三部作)、トミー・リー・ジョーンズ(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』)、ガル・...
マーベルコミック

ヴェノム_好感を持てるキャラと無駄のない語り口が魅力【7点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説))

(2018年アメリカ)トム・ハーディの意外なコミカル演技や、好感を抱けるヴェノムの個性など、安心して楽しめる作品となっています。毒を以て毒を制すというコンセプトこそ希薄になってはいるものの、面白いのだから問題ありません。 批評家受けは最悪だ...
宇宙

タイタン(2018年)【2点/10点満点中_硬派なSFにもモンスターホラーにもなり損ねた駄作】

2点/10点満点中 太陽系で唯一生命の生存可能性のある星・タイタン(土星の衛星)への移住のために人体改造を行うというハードSFっぽい概要の作品なのですが、中身は特に知的でもなく、かと言ってバカバカしくも盛り上がる見せ場があるわけでもなく、時...
マーベルコミック

デアデビル(シーズン3)_壮絶なドラマと鬱展開…つまり最高のデアデビル【9点/10点満点中】

(2018年 アメリカ)マーベル×Netflixも『デアデビル シーズン2』『ザ・ディフェンダーズ』で相当しんどくなってきており、本シーズンも最初は惰性で見始めたのですが、これがマーベル×Netflix内どころか映画を含むすべてのコミック実...
陰謀

ブロークンシティ_社会問題と娯楽の折衷に失敗【3点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2012年 アメリカ)荒っぽい方法でNYの治安を改善したジュリアーニ市政をモチーフにした社会派なのですが、その政治手法への批判がメインなので、観客に考える部分を与えていないことが残念でした。強権を振るうことをやめれば市内の治安は荒れるけど...
実話もの

小さな命が呼ぶとき【5点/10点満点中_ビジネスというユニークな切り口の難病もの】

5点/10点満点中 「君を失うには早すぎる」という公開時の宣伝文句がお涙頂戴っぽかったし、”緊急手段”を意味する原題とあまりに違い過ぎる邦題からも嫌な予感がしていて長い間食指が向かなかったのですが、たまたま機会があって鑑賞すると事前の印象と...
人間ドラマ

はじまりへの旅【7点/10点満点中_教育や社会とは何かを考えさせられる含蓄あるドラマ】

7点/10点満点中 Netflixにアップされたことで初めて知った映画であり、そもそもどんな内容なのかもよくわからず、コメディというカテゴライズより未開人と文明社会の異文化交流を描く『クロコダイル・ダンディ』みたいな映画なのかなと勝手に推測...
古代

ベン・ハー(2016年)【7点/10点満点_1959年版の不備が修正された見応えある再映画化版】

7点/10点満点中 あまりに偉大な1959年版の威光に負けて興行的にも批評的にも大敗を喫した再映画化企画ですが、これがなかなか面白くてとても得した気分になりました。つくづく、映画とは自分の目で見るまで分からないものです。 ■1959年版にあ...
古代

ベン・ハー(1959年)【5点/10点満点中_勧善懲悪の物語と宗教的テーマが乖離した歪な名作】

5点/10点満点中 ■時代を感じさせない見応え 製作年度を考えると驚異的としか言いようのない作品。クラシックと呼ばれる作品の大半が骨董品としての価値に留まっている中で、60年後の観客にも感嘆を持って受け入れられる作品はそう多くありません。本...
マーベルコミック

デアデビル(シーズン2)_有耶無耶に終わる正義論【6点/10点満点】

6点/10点満点中 デアデビル本格始動 シーズン1の空き巣チックなスポーツウェアから一転してついに赤のコスチュームを調達し、劇中での呼び名も「マスクの男」から「デアデビル」へと変更され、いよいよ活躍が本格化する本シーズンは序盤からフルスロッ...
マーベルコミック

デアデビル(シーズン1)_素晴らしいキャラいっぱい【7点/10点満点中】

ヒーローものながら堅実な作風 よく言えば堅実、悪く言えば地味な作風のドラマであり、作品の楽しみ方が分からない最初の数話ではやや退屈さを感じたのですが、現在の物語と同時進行で過去のエピソードが披露され、主要登場人物に対する愛着が生まれ始めた辺...
宇宙

2001年宇宙の旅(IMAX版)_映像も物語も眠気も凄い【6点/10点満点】

(1968年 アメリカ)未来。人類は宇宙に進出し月面基地を造るまでに至っており、月で人工物と思われる石板が発見された。宇宙評議会のフロイド博士を筆頭とした調査隊がモノリスと名付けられた石板の調査を開始するが、その最中にモノリスは木星に向けて...
スプラッタ

ハイテンション(2003年)【6点/10点満点中_フレンチホラーの重要作だがオチは蛇足】

6点/10点満点中 ■アレクサンドル・アジャについて 本作の監督はアレクサンドル・アジャ。1978年生まれであり、本作制作時点では25歳というスピルバーグレベルの早熟なのですが、なんと彼は18歳で短編映画を作ってカンヌ映画祭で上映させるとい...
実録もの

スリーパーズ_穴だらけのクライムサスペンス【3点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1996年 アメリカ)描かれることすべてが嘘臭くて、とても見られたものではありませんでした。事実に基づくとはされているのですが、NY法曹界からの反論もあり、一部に事実を含んだ創作として見るべき映画のようです。 作品概要 あらすじ NYヘル...
終末

すべての終わり【4点/10点満点中_序盤の引きこそ良いものの手数の少なさが問題】

©Netflix 4点/10点満点中 前半部分の緊張感は良い 大規模災害なのか他国からの攻撃なのかが分からないが、どうやら西海岸が壊滅的な被害を受けたらしいという前半部分の細かい描写の積み重ねはよく出来ていたと思います。おかしな形で通信が途...
終末

エクスティンクション 地球奪還【5点/10点満点中_良い出来ではないが意外性で90分もっている】

5点/10点満点中 ■ブラックリスト入りした脚本の映画化 本作の脚本は2013年のブラックリスト(映画化されていない優秀な脚本リスト)で8位にランキングした後、2014年1月にジョー・ジョンストンが監督に起用され、2016年9月にはジェーム...
実録もの

潜入者【6点/10点満点_情報整理には失敗しているが高いドラマ性でカバーされている】

6点/10点満点 ■プチブーム中の麻薬カルテルもの 2008~2013年にかけて放送された『ブレイキング・バッド』がブームの火付け役になり、2015年にNetflixがリリースした『ナルコス』が決定打となって、ここ数年のハリウッドは麻薬カル...
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