SF

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テクノロジー

オートマタ【5点/10点満点中_テーマは良いが内容は雑】(ネタバレあり・感想・解説)

5点/10点満点中 物凄く素晴らしい部分もあるのに、一方で雑な部分も多く、なんだか歪な映画だなぁという印象でした。 優秀なディストピアSF 全般的な世界観は素晴らしく、いよいよ人類の時代にも終焉の時が来たという絶望的な空気感が醸成されていま...
宇宙

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(OVA)_ファンも初心者も楽しめる【8点/10点満点中】(ネタバレあり感想)

(2015年 日本)コアなファンを納得させつつも、ライト層も取り込むようなバランスの良さを感じました。お馴染みのキャラクターの生い立ちやモビルスーツの開発史など、何となくファンの頭にあったイメージをさほど裏切らないものになっているし、かと言...
キャラもの

トゥームレイダー ファースト・ミッション【4点/10点満点中_仕切り直しが裏目に出ている】(ネタバレあり感想)

4点/10点満点中 ララ・クロフトを凡人からスタートさせた文字通りの仕切り直し 2001年と2003年に製作された旧シリーズは、映画としての完成度はともかく主演のアンジェリーナ・ジョリーのハマり具合には凄まじいものがあり、ララ・クロフトとい...
テクノロジー

ウエストワールド(シーズン2)_最終回以外薄い【6点/10点満点中】(解説・ネタバレ・感想)

(2018年 アメリカ)時系列がごちゃごちゃしていて分かりづらい上に、本編中のほとんどのプロットに大した意味がなく、かと思えば最終話でいきなり異常な情報量を伝えられたりと、総じて語り口がうまくいっていませんでした。 ©HBO あらすじ ホス...
ファンタジー

ブライト【3点/10点満点中_ファンタジー音痴の監督がせっかくの世界観を台無しにした】

3点/10点満点中 ■Netflix史上最大の作品 Netflix史上最高額の予算がかけられたテレビ映画であり、監督もキャストも超豪華。350万ドルで落札されたというマックス・ランディスの脚本はクライムアクションとファンタジーという本来は混...
テクノロジー

ハードコア(2015年)【6点/10点中満点_革新的なPOV作品だがジャンルの限界も露呈させた】

6点/10点満点中 ■監督はロックバンドのフロントマン 監督のイリヤ・ナイシュラーという人はその名が示す通りロシア人であり、本業は映画監督ではなくバイディング・エルボーズというロックバンドのフロントマンで、自身で監督したバンドのPVが話題に...
終末

ジオストーム【2点/10点満点中_バカ映画の割に分かりづらい】(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年アメリカ)2019年に発生した大規模自然災害により滅亡の危機に瀕した人類は、気象コントロール衛星「ダッチボーイ」を建造した。2022年、ダッチボーイの不具合が原因と思われる異常な事件が世界中で頻発したことから、開発者のジェイク・...
宇宙

タイタン(2018年)【2点/10点満点中_硬派なSFにもモンスターホラーにもなり損ねた駄作】

2点/10点満点中 太陽系で唯一生命の生存可能性のある星・タイタン(土星の衛星)への移住のために人体改造を行うというハードSFっぽい概要の作品なのですが、中身は特に知的でもなく、かと言ってバカバカしくも盛り上がる見せ場があるわけでもなく、時...
宇宙

2001年宇宙の旅(IMAX版)_映像も物語も眠気も凄い【6点/10点満点】

(1968年 アメリカ)未来。人類は宇宙に進出し月面基地を造るまでに至っており、月で人工物と思われる石板が発見された。宇宙評議会のフロイド博士を筆頭とした調査隊がモノリスと名付けられた石板の調査を開始するが、その最中にモノリスは木星に向けて...
終末

すべての終わり【4点/10点満点中_序盤の引きこそ良いものの手数の少なさが問題】

©Netflix 4点/10点満点中 前半部分の緊張感は良い 大規模災害なのか他国からの攻撃なのかが分からないが、どうやら西海岸が壊滅的な被害を受けたらしいという前半部分の細かい描写の積み重ねはよく出来ていたと思います。おかしな形で通信が途...
終末

エクスティンクション 地球奪還【5点/10点満点中_良い出来ではないが意外性で90分もっている】

5点/10点満点中 ■ブラックリスト入りした脚本の映画化 本作の脚本は2013年のブラックリスト(映画化されていない優秀な脚本リスト)で8位にランキングした後、2014年1月にジョー・ジョンストンが監督に起用され、2016年9月にはジェーム...
テクノロジー

プロジェクト・アルマナック【3点/10点満点_オタクが全然描けていない『クロニクル』の亜流作品】

3点/10点満点中 ■オタクが主人公なのに根暗さがない もろに『バタフライ・エフェクト』や『クロニクル』の影響を受けたティーン向けSFであり、特に『クロニクル』との共通点はかなり目についたのですが、徹底的に暗かった『クロニクル』と比較すると...
テクノロジー

ブレードランナー_映像美のみで突き抜けた映画【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(1982年 アメリカ)21世紀初頭、遺伝子工学の発展によりレプリカントと呼ばれる人造人間が開発され、過酷な労働を担っていた。しかし、人間と同等の知性と感情を持つレプリカントには逃亡を図る者もおり、その追跡のためにブレードランナーと呼ばれる...
テクノロジー

ブレードランナー2049_前作のドラマを否定した続編【5点/10点満点中】(ネタバレあり・感想・解説)

(2017年 アメリカ)時間をかけて練り上げられた作品なので細部の矛盾はない一方で、大意の部分が前作とまるで整合しておらず、木を見て森を見ないような姿勢で作られた続編だと感じました。 ©Sony Pictures あらすじ 2049年、ネク...
終末

ファイナル・アワーズ【8点/10点満点中_泣かせのツボを心得たアポカリプトSF】

8点/10点満点 ■オーストラリア産アポカリプト映画の秀作 他国と地続きではないオーストラリアには終局が遅れてやって来るという『渚にて』に通じるSFドラマ。 「大西洋に落ちた巨大隕石の衝撃波は12時間後にオーストラリアに到達します。確実に全...
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